終戦当時の混沌たる状態は、あきれ果てたものがありました。集団スリ、集団強盗、押し売りなどが横行し、それを取り締まるに取り締まれない状態でした。一方、宗教界では、いかがわしい宗教に対する手入れの記事が毎日のように新聞紙上を賑わしていました。これでは、一般の人たちが、その宗教が正しかろうと悪かろうと、ともかく宗教ほどこわいものはないと考えるようになるのは当たり前です。
こうした目も当てられない世の中を眺めた初代様は、ジリジリしてじっとしてはいられませんでした。
1951年(昭和26年)になった1月はじめのある晩のことです。初代様は、神様に呼ばれて御神前に座りました。神様は、
『晴一! 汝、身命をかけて宗教改革に当たり、宗教及び人生に新生命を与えよ。我が守護してつかわす』
と申されたのです。この神様からのお言葉によって、初代様は宗教家としての道を歩む決心をしました。
こうした目も当てられない世の中を眺めた初代様は、ジリジリしてじっとしてはいられませんでした。
1951年(昭和26年)になった1月はじめのある晩のことです。初代様は、神様に呼ばれて御神前に座りました。神様は、
『晴一! 汝、身命をかけて宗教改革に当たり、宗教及び人生に新生命を与えよ。我が守護してつかわす』
と申されたのです。この神様からのお言葉によって、初代様は宗教家としての道を歩む決心をしました。
- 太平洋戦争が終わる
- 島田家の前で止まった利根川の洪水
- 駕篭町へ移転
- 信仰仲間が再び集まる
- 三部平三郎の上京
- 神様から与えられた試練
- 『宗教および人生に新生命を与えよ』
- 神様と初代様との堅固な契約
- たずねてきた望月藤吉
- 救いを求める多くの人々
- きびしい修行
- 殿堂(旧聖堂)建設計画