127.感謝の心を整えて、御神助を賜る
<中楯小百合さん 山梨県在住>
2014年1月8日、本部聖堂の先生に家屋のお祓いをしていただきました。
お祓い後は、「これから大神様にさらに守っていただける」という安心感から、うれしい気持ちでいっぱいになり、大神様に心から感謝申し上げ、大神様のお手伝いを一生懸命させていただくことを決意いたしました。
この大神様への感謝の心を表すため、私はお導きをさせていただいた方々のお世話の徹底、そして4月から中央田富神声会の地区長をさせていただくことが決まっていましたので、我が家で神声会例祭を開かせていただく準備として、夏の例祭に向けて、エアコンの購入をさせていただくことにしました。
予期せぬ雪害で家屋が破損
その矢先の2月14日、山梨県では120年ぶりという記録的大雪に見舞われました。
その被害は我が家にも波及し、自宅裏の作業スペースの屋根と雨どいが壊れ、自宅の屋根瓦も数箇所破損していました。
聖堂の先生に家屋のお祓いをしていただいたばかりだったため、私は「何で?」と動揺しましたが、導き親の杉原由美さんから、「今ある感謝すべきことに目を向けて」と言われ、「そうだ、神様が悪いようになさるわけがない!全て神様にお任せしよう」と思い直し、この程度で済ませていただいたことに心より感謝申し上げました。
被害は保険が適用されることに
数日後、被害は保険が適用されることが分かりました。
私は当初「何で?」と疑問を抱いてしまったことを神様に深くお詫び申し上げ、すぐに予定していたエアコンの取り付け手配に移りました。
しかし、エアコンを取り付ける段階になって、御神前の上にしか設置できないという問題が発生し、先生にエアコンの設置場所についてご指導いただきましたが、「御神前の上はダメ」というお答えでした。そこで、思い切って別の場所に新しい御神前を作らせていただくことにしました。
予想していた見積もり額を上回る
保険の手配も進み、修理にかかる費用を見積もって保険会社に提出しましたが、見積もりが妥当な金額か審議され、支払金額が決まるとのことでした。
私は「見積もり額どおり支払われますように」と神様に毎日ご祈願しました。
そして、3月末に保険会社から支払金額の連絡があり、なんと決定額は見積もり金額を大幅に超えました。
私は保険会社の方に「見積り金額以上ですが?」と何度も尋ねましたが、「全て修理に使っても使わなくても構いません。何か欲しい物を買ってもよいし、どうぞお好きにお使いください」と言ってくださり、おかげさまで築20年の我が家が、この保険金で新築同様に修理していただけることになり、その上、立派な御神前が整い、エアコンの設置もかない、小額追加にはなりましたが、自宅の外壁の全塗装までさせていただくことができました。
神様の御導きはこれだけに止まらず、塗装業者の方が義兄の教え子ということが分かり、「先生の弟さんのお宅なら良くさせてもらうよ」と言って、予定には無かった車庫の屋根、柱、自転車置き場の柱までサービスで塗装し直してくださいました。
私は大神様の御導きに心から感謝申し上げ、すぐに家族全員で本部聖堂にて御礼させていただき、喜びと感謝の礼拝堂建設献金をさせていただきました。
喜びの仲間が増えるように
私は、入会以来、たくさんの奇蹟と御導きを賜りました。しかし、良いことばかりでなく、時にはつらいこと苦しいこともたくさんありました。
そのようなときにこそ神様に真っ直ぐに向いていこうと心掛け、御心と自分の心のあり方を照らし合わせ、間違いはないかと聖堂の先生にご指導を頂き、正しく悟れるよう進んできました。
すぐに気付けるときもあれば、時間がかかるときもあります。今回のように信仰の仲間から気付かせていただいたこともたくさんあります。
今こうして私が幸せの人生を歩ませていただけているのは、大神様の深き御慈愛、教主様のお教え、聖堂の先生方のご指導、信仰仲間との友愛、そして家族の支えがあったからだと、心からそう思います。
大神様に御救い賜れます喜びに心から感謝申し上げ、喜びを喜び事として終わらせるのではなく、多くの方にお伝えし、喜びの仲間が増えていくお手伝いをさせていただきたいと思います。
そして、どのようなときにでも感謝と謙虚な心を忘れずに、動揺しないで受け止められる強い自分になれますよう精進してまいります。